イタリアでの交通事故

・事故にあったらどうする?

・気になる保険やその後の対応

長期イタリア留学を始めて、少し経った日のある朝。

バイクの事故に遭いました。
ようやく実現したイタリア留学にどこか浮き足立っていた自分は、心ここにあらずで、周囲の注意を怠ったがための事故でした。

今回は、実際事故にあったこと、そして海外で事故にあった時の対処法ををお伝えします

【この記事の信頼性】

この記事を書いているのは、欧米7カ国でレッスンを受け、イタリア、ドイツ、スイス、イギリス、オーストリアで演奏経験をした元音楽学生です。

地盤、人脈、今のような使いやすいネット環境もそんなに良くない中始まった、どんな音楽生活をしたか、実体験を全てお届けします。

【この記事でわかること】

  • 事故にあった時の様子
  • 手術を受けるためには
  • 保険でどこまでカバーできるか

実際あった海外での事故

留学を始めて始めて間もない頃。
知人に会う予定だったため、少し早めに家を出て、お散歩がてら街を歩いていたところ、横断歩道でバイクに轢かれました。

レッスンやイタリア語学習のことなど、いろんな事を考えながら歩いており、完全に視野が狭くなっていました。
早朝だったため、車通りも少なかったのですが、完全に信号を見落としてしまいました。



というのも、車の信号と歩行者信号が同じ高さにあるので、ついつい周辺視野で歩行者信号が青だと勘違いをしてしまったんです・・。
ボーッと生きてた日本人な私・・。

バイクにぶつかった瞬間は一瞬だったのですが、頭の中て「プツッ」と音が鳴ったことだけは記憶しています。
気づいたら、救急車の中にいました。

私の場合、たまたま救急車が通りかかったので、幸運にもすぐに処置してもらえました。
(後日、横断歩道に設置されていたカメラを確認したら、私を轢いたバイクの後ろがちょうど救急車でした)

もしタイミングが違えば、救急車も呼ばれないで、バイクの運転手さんは逃げてしまうことだって、あり得たでしょう。そう思うと、ただただ幸運でした。

ミラノの語学学校で聞いたのですが、事故に遭う日本人学生は割と多いそうで、助けを求められることもあるそうですが、できることは少なく、中には電車のホームから不注意で落ちて、手首から先を失った学生もいたそうです。注意喚起もあり、交差点のカメラ画像を事故の後に入手したので、思い切って公開しますが、閲覧注意です。

バイク(多分スクーター)に轢かれたのですが、2枚目の写真で見るように、幸運にもその後続車が救急車でした。

救急病院から外科病院へ搬送

救急車の中で気づいた私は、会う予定の知人に連絡したいと、救急隊員に英語で伝えました。
意識も朦朧としていたので、不慣れなイタリア語で話すより、より話せる英語を無意識に使ったんだと思います。

知人に会えないことを伝えると、救急隊員の方が知人と会話し、搬送予定の病院を伝えたそうです。

市民病院の救急病棟(Pronto Soccorso – プロント・ソッコルソ)に到着すると簡単な処置だけをして、他の急病人と一緒にストレッチャーで広めの部屋に運ばれました。

運ばれる途中、髪の毛は血だらけのまま、鼻と口から吐血しましたが、看護師に顔を拭かれただけで、シーツなどはそのままでした・・。

自分の状況がいまいちイマイチ理解できていませんでしたが、周りのベットにはうめき声をあげるより重症の人が多く、もしかしたら自分もまあまあ重症なのかなと、ぼんやり考えていました。

会う予定だった知人(イタリア語が流暢)から携帯に連絡がありました。
「家族」ではないため、病室への入室ができないとのことでした。

私は、様子を見にきた医師に「自分は留学生で、家族がいない」「知人が病院に来ているので、通してほしい」旨を伝えました。

事故に遭って約6時間ほど経ってから、ようやく知人に会うことができました。
そのくらい、家族以外の人との面会は厳重に制限されていました

知人は日本にいる私の母親にスカイプで電話してくれたのですが、母親は当時パスポートを持っておらず、何をするにも動けず、固まってしまったそうです・・。

搬送された病院は救急病院だったので、さらに処置をすべくミラノ市内の病院に搬送されることになりました。
ここでもイタリア語が流暢な知人が助けになってくれたのでした。

顔に骨折箇所が見られたため、知人が声楽を学んでいるため、顔はとても重要」だと医師に訴えてくれ、それを聞いた医者の顔色が変わったそうで、その後、ミラノで外科手術では一番優秀な私立の病院Galeazziに運ばれました。

すぐに手術は受けられない!?

ミラノで最も腕のいい病院に運ばれて安心したのも束の間。
検査の結果、骨折箇所が複数あり、手術が必要となりました。

・眼窩底複雑骨折
・鼻骨骨折
・頬骨骨折

簡単にいうと、顔面骨折でした。

自分の身に起こったことがどんなものか、なんとなくは理解していたつもりでした。
ただ、知人からは「トイレの鏡は見ないほうがいい」と言われるくらいの顔の腫れでした。

検査後、すぐに手術はできず、手術代は前払いとわかりました。入院費は後払いでも良かったのですが、手術代約1万ユーロはすぐに支払わないと手術はできません。

このように、日本人とイタリア人の知り合いが手術代をなんとか立て替えようと必死で動いてくれていました。
というのも、日本で入った保険というのは、かかった費用に対してのみ、後日に支払われることがほとんどです。

つまり、クレジットカードで限度額に余裕のあるカードがなければ、手術は受けられませんでした。学生のクレジットカードでは無理でした。

私は日本にしか家族がいなかったため、自分でお金を工面することができず、現地で仕事をする知り合いの日本人の方が全額立て替えてくれました。日本の知人(仕事をしていたので限度額が大きかった)が持っていた現地イタリアで作ったAmexのカードは使用できず(2012年当時)、もう一つの日本のVISAカードでようやく支払いが通りました。

知り合って、半年も経っていないのに150万円もお金を工面してくれた方には、本当に感謝しかありませんでした。
(もちろん、後日お返ししました)

骨折はくっつき始める前の早めの処置が必要で、遅くなるほど手術が難しくなりますし、入院費もかさみます。こうして、幸運に恵まれて迅速に顔の手術を受けることができました。

海外の手術はどんな感じ?

私の場合ですが、病院も含め、とても優秀なお医者さん達だと、イタリア人の友人達からも聞いていたので、多少の不安はありつつも、安心して手術に臨めました。

知り合いも手術室に入る直前まで、傍にいてくれたので安心でした。

「じゃあ手術頑張ってくるね!」とアイコンタクトをしたのも束の間、看護師さんにズボンを下ろされ、臀部に思い切り「ダーツのように」麻酔注射をポン!と打たれ、針が刺さったまま注射器が「ぽい〜ん」と左右に揺れていたそうです。そして記憶がボヤ〜っとしたまま、手術室に入室しました。

手術は全身麻酔でしたが、途中で「術中覚醒」してしまいました。
麻酔から突然覚め、びっくりして飛び起きると、目の前には手術着を着たイタリア人が6人くらいに囲まれていました。

過呼吸気味だったので、何が起きているか分からない私に、お医者さん達は英語で

大丈夫だよ。心配ないから、落ち着いて、息を吐いて

と何度も言ってくれました。
その後、再び麻酔が効き始めたようで眠りにつきました。

こうして、手術は無事に成功し、病室で目が覚めると知人がいてくれました。
その時の安堵感は今でもよく覚えています。
異国の地で、事故に遭い、手術を無事受けれたのは、本当にこの知人のおかげでした。

術後の経過は?イタリア人医師のケアが・・・!?

通常、イタリアでは骨折しても、2,3日で退院というスピード感です。
私は、約1週間入院したので、お見舞いにきたイタリア人の友人達も「本当に重症なんだね」という認識で話していました。

眼窩底骨折、頬骨骨折は顔の中に2箇所にプレート(長年入れていても問題ないチタン製)を入れましたが、傷跡ひとつも顔に残らないような見事な手術でした。事故から数ヶ月後に東京の病院で処置した箇所のCTを見てもらいましたが、良い処置がなされているという評価でした。

鼻骨骨折は自然治癒を目的としたため、大きなタンポンを両鼻に入れて、常に、体は起こした状態でした。
つまり、ベッドで完全に横になってしまうと、骨折部分が重力で崩れてしまうのだそうです。
入院中は口呼吸と、ベッドに横になれないことがとてもしんどかったです。

閲覧注意!!!

術後の写真を公開します。かなり「ぼかし」をかけていますが・・

ただ、そんな中、喜ばしいこともありました。

イタリア人医師がかっこよかったんです・・・

こんなにお医者さんってカッコイイの?と思うくらいでした。

私の主治医は一人でしたが、他にも手術を一緒に担当した2人の医師が定期的に様子を見に来てくれました。

恐れ多くも、どんなお医者さんだったかご紹介します。

①主治医
髪の毛は巻毛で、ギリシャ彫刻に出てきそうな理知的イケメン。
事故の症状も淡々と説明し、クールな感じの対応。
腕は一流。私の顔に傷ひとつつけることなく、後遺症もない完璧な手術でした。

②ジョージ・クルーニーにそっくりな医師
担当した3人の医師の中で、最も渋さが際立つダンディな医師・・
落ち着いた声で、私の目線まで顔を落として話をしてくれました。
紳士的な雰囲気を溢れんばかりに醸し出す医師を前に、ここは洋画の撮影現場かと思うほどでした。

③甘いマスクは看護師にも人気!?
「こんなに爽やかで優しい医師がいてもいいんですか?」
と聞きたくなるくらいのトップクラスでした。
その名もフランチェスコ。(唯一、名前を覚えた医師)

術後、動けずしんどい思いをしていましたが、よく病室に様子を見に来てくれて、

チャオ、ベッラ(やあ、美しい人)


こんなひどい顔の私にこんな素敵な挨拶でやってきたかと思えば、紳士的にスネに手を当て・・名前を呼んで(もちろん下の名前!)・・

体調はどうだい?

と声をかけ、いたわるように足をさすってくれたり、励ましの言葉をかけてくれました。

術後、顔面マスクで固定された私の顔は、ほわ〜っと笑顔になりたいのになれない、もどかしい思いでいっぱいでした。

後日、知り合いから聞くと、看護師の女性達に取り囲まれながら、談笑していたそうで、あの優しさに甘いマスクは患者だけでなく、看護師の心もわしづかみにしており、みんなが納得のイケメン医師でした。

しんどくも甘い気持ちに満ちた約1週間の入院生活を終え、無事退院することができました。

病院のスタッフさんも優しい人ばかりでした。会計を担当した男性は「事故にあったショックで、イタリアは怖いところだと思うかもしれない。でも、この地中海の国にはいろいろな人がいて、バイクを飛ばすような人もいれば、僕たちのように助けようと日々努力している人もいる。悪い人ばかりじゃないから、安心してね」と言ってくれました。こうしたイタリア人の弱い人に寄り添う人間的な温かさは、事故にあったショックを忘れさせてくれました。

入院後のリハビリ生活

顔面マスクは2週間くらい着用のままだったため、口を開くこともできず、その間、食事はスープやジェラートなどでした。

リハビリなども含めて、事故後約2ヶ月で大体元の生活に戻るようになりました。強い痛み止めのコルチゾールを処方されて、飲むこともありました。

声楽のレッスンも少しずつ再開できるようになりました。

70代の歌の先生(敬虔なカトリック信者でスカラ座で長年歌っていた有名歌手)は、私の無事を知り

Grazie, Dio(神様ありがとう)!神様は、声を守ってくださったのね!

と自分のことのように喜び(先生の強い感情の表し方は、まるでスカラ座の舞台を見ているかのようでした)、

事故から3ヶ月経ってレッスンに行った時には

事故前よりも声が良くなってるわ!良かったわ!

と満面の笑みで声をかけてくれました。

顔面骨折という大きな事故であったにもかかわらず、顔にも傷が残らず、声帯にも支障がなく、無事に留学生活を再開できたのは、知り合って間もない多くの人の心ある支えのおかげでした。本当に幸運だったと思います。

経験者が伝える、事故にまつわるお金や保険の重要性

手術代の支払い方法

海外では手術代を払わないと手術が受けられません。入院費は別途、後日支払うことができます。

今では銀行振り込みのWISEやRevolutなどの手数料が安く、早めに振り込みができるオンラインサービスはありますし、何かと便利なので、あらかじめオンラインバンキングできる日本の銀行口座と紐づけておくことは大事です。口座を持つことも可能なようですが、現地で作る場合と日本で作る場合の2ケースが考えられますが、私はイタリアと日本の銀行口座同士の送金以外に利用経験がなく、事前によく調べる必要があり、自己責任でお願いします。

しかし、それでも現地への着金はどんなに早くても1日以上はかかります。病院が即発行されるPDFの振り込み証明で受け付けてくれるかは分かりません。おそらく前例もないので、受け入れてはもらえないでしょう。

法律やルールが厳格に整備され、逸脱した運営ができない海外の社会では、助けたくてもルール上できない、と言われることは多いので、その辺りはいくら緊急事態とはいえ、日本人的な感覚は捨てなければいけません

限度額の大きいクレジットカードを持つことは、いざというときの確実な支払い方法としてとても大事です。

あるいは、住民登録、税務番号取得、IDカード取得などいろいろな手続きは必要になりますが、現地の銀行口座を開設することも解決策の一つです(口座を開けても手数料が月毎に数ユーロから10ユーロ程度かかります)。ただし、領事館での公的書類の翻訳、県庁でのアポスティーユ、市役所での手続きなど、行列が長かったり、手続きに時間がかかったり、住所を職員が視察しに来る必要がある、いつ来るかわからず1ヶ月以上待たされる可能性があるなど、難易度の高いイタリア語でこなす必要があります。

簡易な書類で口座を開設できる銀行もなくはないですが、手数料が高いのであまりお勧めしません。

保険の中には、提携している病院での治療の場合には、建て替える必要のないものもあると聞きますが、医療の質を求めるならば、私立の大きい病院で優秀な医師の元に行くことをお勧めします。そういったところは保険会社との提携をしていないことがほとんどでしょうし、それを当てにするばかりでなく、立て替えられるだけの準備は必要だと考えます。

ロフトから落下して、唇を切った日本人が、公立の病院の急患pronto soccorso(プロント・ソッコルソ)に行きましたが、いつものごとく大変混み合っていたので、数時間待たされた挙句、縫い合わせた傷がずれており、傷跡が残ってしまったことを嘆いていました。

保険は加入するべき?

海外に行く際は、旅行保険や留学保険に入ります。
保険には、”絶対入ってください!”

格安旅行が依然として人気のこのご時世、「保険に入らなくても意外と大丈夫だよ〜」「クレジットカードの付帯保険で大丈夫だ」と言って、加入しないで安易に海外にくる学生さんや20代の方がたまにいました。絶対にお勧めしません!!保険に入っていなかったことで起きた出来事をひとつ紹介します。

単身旅行者がドイツでトラックに轢かれるという事故に遭いました。
すぐに救急車で運ばれましたが、重篤な状態だったので、長いこと集中治療室での治療を受けました。
その方は、保険に入っておらず、全額自己負担となりました。
その結果、自己負担額は1000万円を超え、ご実家のご両親が家を売って支払いをしました。

いつ、どこで、何が起きるか分かりません。
わずか数万円の海外旅行保険を渋ったために、家を売却しなければいけないという現実も起こり得ることを是非覚えて保険加入をすることお勧めします。

ネット上では、滞在許可証取得に必要な最低条件を満たす、かなり格安な現地の保険も「裏技」として紹介されていますが、絶対にお勧めしません。自己責任でお願いします。

どんな保険がいいの?

今は、いろんな保険が様々あります。
無理のない範囲内で、ご自身の旅行や留学プランに合わせた加入することをお勧めします。

短期留学の場合、旅行保険加入で大丈夫です。
長期留学の場合、ビザ取得時に「イタリアに滞在する全期間を通じて医療費を完全にカバーする(医療費の項目が無制限の)海外傷害保険の契約書」が必要になります。

取扱保険会社はさまざまあるので、各種取扱をよく調べて加入するといいです。
また、私の経験を通して言うなら、スクーターに轢かれて骨折したという程度の手術でも全部で140万円ほどの支払いだったので、限度額が約300万円以上のカードは持っていた方が安心だと思います(重篤なケースだとそれよりも遥かに高額な治療費が必要になることもあるので、自己責任でお願いします)。

私は、幸い知り合いにお金を一時的に借りることができました。
手持ちのカードの限度額は20万円だったのですが、もし知人がいなく、全てを一人でやらなければいけない状況だと、前金を支払えず、どこか他の病院に移送されていたかもしれません。

短期留学の際でも、万が一のために、カードの限度額はよく確認してから出発することをお勧めします。

保険でどこまで支払われたの?

あくまでも私の場合で、補償内容をご紹介します。
事故に伴い、入院費・手術代も含め、必要になったパジャマなどの雑費(日本の入院キットのような便利なサービスはありませんでした)もレシートを全て保管したのですが、その全てが支払われました

レシートは、現地の言葉なので、全て日本語を記載し、保険会社の方がわかるようにしました。
通貨レートは、その時のレートを調べて、日本円に換算しました。

その当時はありませんでしたが、現在では保険会社によっては弁護士費用なども補償内容に含まれる会社もあります。
こちらもお勧めです。

というのも、事故の内容によっては弁護士の介入が必要になることもあり、費用がかかることも予想されます。
場合によっては、裁判になってしまう可能性もあります。私の知り合いは、正面衝突事故で10年間裁判で争っていました。

日本でも民事裁判は長いですが、イタリアはそれ以上に裁判が長いです。また、横断歩道とはいえ、歩行者信号が赤だった場合は、歩行者の方が悪くなり、車両が破損したり、相手が怪我をした場合は、歩行者が損害賠償を求められます。

こういう事態にならないのがベストですが、相手が悪かったり、双方ともに主張が食い違ったりする場合、長引く可能性もあることは、日本と異なるので、念頭に入れておくといいです。

私の場合は争うことはなく、保険で全てをカバーして、お互い顔を合わせずに全てを終わらせました。

保険加入の際には、しっかり補償内容を把握し、万が一に備えて”自分を守れるように”対応しておきましょう。

大使館・領事館のできること

家族との連絡を支援してくれたり、「助言」をしてくれます。親がパスポートを取得していない場合、早めの措置を講じてくれます。また通訳を紹介してくれます(有償)が、通訳に来てくれるわけではないようです。

というように、直接病院と交渉したり、通訳してくれたり、ということはあまり期待できません。法律や制度の立て付けの中でしか動けない大使館には、できることとできないことがあるという前提で考えておいた方がいいと思います。

よく旅行者などで大使館や領事館がなんとかしてくれるだろうと、いろいろな連絡をしたり、中には財布の盗難に遭った場所までの迎えを要求したりすることもあるそうですが、一つ一つに対応できるなんてことが無理な話なのは、ちょっと考えれば簡単に想像できます。

自分の身は自分で守る、支払い方法を確保しておくこと、助けてくれる人を見つけておく、英語でもいいので、あらかじめ一定の語学力を身につけておくことなど、自己責任が問われるのが海外生活であることは、しっかりと理解しておくべきです。

大使館・領事館のできることについてはこちら

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